ゴダイゴ・ゲストハウス

香港の定番宿「ゴダイゴ」か「ラッキー」か

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最新 ニュース・・・「ゴダイゴGH」が入っている平安ビルの窓ガラスが落下・・・歩行者死亡の模様(太陽報クリック

 香港に毎年来るようになって何年になるだろう・・・。チョンキン・マンション、ミラドール・マンション、などなど、安宿は、数知れず・・・しかし、日本人宿の定番といえば、老舗の「ラッキーハウス」、ここ数年勢力を伸ばしてきた「ゴダイゴ・ゲストハウス」のふたつだ。

 ラッキ−は、ドミトリーのみの一部屋、ゴダイゴは、個部屋が集まったタイプで、シングル・ツインもある。旅行者同士話をする共有スペースは、一部屋なのでラッキーのほうが広い。場所も、ジョーダンから目と鼻の先で近くには、ウェルカム・スーパーもあって非常に便利だ・・・。ではぜ、いま、ラッキーからゴダイゴに旅行者が移っていくのか・・・。

 香港返還よりも遥か前・・・ラッキーは平和であった。あの忌々しい南京虫が、まだ住み着く前のことである。それが、返還前、連日満員満員、フロアにエキストラベッドを出す日が何ヶ月も続いた。布団干もままならず、虫退治のバルサンも炊かず・・・オーナーは、夜になると仕事を番頭に任せて、自宅へ帰り、このような句を読んだと言う。「この世をば、我が世とぞ思う望月の欠けたることもなしと思えば・・・」

 痒い・・・みんな・・・痒い・・・。体にポツポツと小さくて丸い痕がある。カンボジア帰りの旅行者は、ムムムッやばいっ!!!と顔面蒼白だ。しかし、これは、悪い遊びのせいではなくて、南京虫発生・・・その瞬間であったのだ。インド帰りが持ち込んだその南京虫は、その後何人もの、旅行者を病院送りにしてきた。首の裏、延髄を刺されたものは、例外なく高熱を出し、病院に送られる。病院のほうも慣れたもので、ラッキーと聞くや否や「宿を変えなさい」といって、抗生物質をわたす。数日間の入院だ。

 ゴダイゴのオーナーは、もとラッキーの常連だ。香港返還時期、この常連達がラッキーオーナーによっていわれのない迫害を受けた。これによって生まれたのが、ゴダイゴだといってもいい。それゆえ、ほとんどのもとラッキー常連が、いまでは、ゴダイゴに宿を取るようになっている。中国の本当に濃い情報を得るにはこういう人たちに聞くしかないから、そういう目的の人はゴダイゴに泊まるべきだろう。ラッキーの弱点を知り尽くしている常連が作った宿だけあって、ラッキーの弱点、南京虫もいなくて、布団ベッド部屋すべて清潔だ。

 清潔というのが今時であるらしい。

 2001年冬、ゴダイゴに異変が起こった。ゴダイゴが、ジャズ喫茶になってしまった。6月くらいからここに住みついていた住人が改装をはじめたのである。この住人は、レコードお宅である。夜な夜なテンプルやレコードを扱っている店をめぐるトレジャーハンターなのだ。

 彼のおかげで、カフェ・ド・ラッキーはオープンした。評判は上々である。今は、どうなってることか・・・。

 ※2002年現在番頭さんは去ってしまった。
雰囲気も多少変わってしまっている。ラッキーゲストハウスに行ってみると、ここゴダイゴになじめなかった人たちが集まっていた。クーラーを入れてくれないとか、宿泊客が話をしたりする共有スペースが少ないとか、ゴダイゴオーナーが、偏屈であるためこれになじめないと言うのが主な理由だった。ラッキーハウスは、8月9月私が泊まったときに虫はいなかった。ここ何ヶ月かは虫は発生していないと言うことだった。初めての人には近くの飲茶屋まで、オーナー自ら案内したり激安弁当の案内マップを作ったりとサービスには、かなり力を入れているようだった。そのおかげか部屋はほぼ満室であった。

※ 2003年現在、第2の谷垣氏(日本人アクションスタントマンで元ラッキー番頭)を目指す日本人長期滞在者は、「ゴダイゴ」を後にした。現在は、ラッキーハウスにいる。やはりゴダイゴがそれほど居心地のいいところではなくなったということだ。理由は・・・一度泊まってみれば・・・わかります。主人は、香港に長居できないので必ずゴダイゴにいるとは限りません。なぜ長居できないかって・・・それは・・・フフッ。

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