ビーチとココナッツ!!

そして、サンセット!!!

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ボートで生活する人たち

メコンデルタの北西、カンボジア国境の数キロ手前にビーチとココナッツの町ハーティエンがある。

 「ココナッツなんてどこにでもあるじゃないか」

 と言う人もいるかもしれないが、ここのヤングココナッツはちょっと違う。舌にピリッと炭酸のような刺激があって甘味が強い。ファンタか何かを飲んでいるような感じなのだ。

 ハーティエン・バスステーションから町に入るには長い浮き橋を渡る。海は遠浅で薄い緑色をしている。この右手には、海の上で暮らす人達のボートが並んでいる。左手はカフェと市場が海沿いに長く続いている。浮き橋の正面にはホテルが2軒。どこも50000ドン程度の料金。

 小さな町なので見てまわるのに苦労はしない。ここは漁業の町だ。家々ではとれたての海老を道路に並べて干している最中だった。この時期、町はこの干し海老の香りでいっぱいだ。町中が海老のオレンジ色に染まっている。働いているのはほとんど女性だった。きっとこの仕事は女の仕事なんだろう。

 若い女の子たちは楽しそうに話をしながら仕事をしている。そこに僕のような外国人が近づいていくと、大騒ぎになる。こっちに来て写真を撮れ撮れと手招きするのだ。イタリアにいるのかと錯覚してしまうほどのノリの良さなのだ。

 市場には海の魚がたくさん並んでいた。そして驚くほど安い。海老を1キロ、カツオを1匹買ってホテルに帰り。海老は茹でてライムとニョックマムで、カツオは刺身にして香草をたっぷりかけて食べた。

 夕方、日が落ちると町中が真っ赤に染まる、本当に真っ赤になるのだ。そのくらいの時間になると低いテーブルと椅子の一杯飲み屋が出てくる。みんな飲んでいるのは黒い色をした地酒だ。コーラのビンに入っていて一本2000ドンくらい。口当たりが良いのでどんどん飲めてしまう。といってもアルコール度数20度はある。肴は干物かスルメ、そして有性卵のゆで卵ホヴィロン。干物は甘酸っぱい杏か何かで作ったたれをつけて食べる。
 この日は中秋節。夜空を見上げると大きな青白い満月が揺れていた。いや、ここの地酒を飲んで僕のほうが揺れているのだ。目の前がホテル。イイ気分でヨレヨレ帰った。





夕方、町は真っ赤に染まる。


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